中之島図書館と野口孫市の建築術

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建築における明治前期は、西洋文明を直接的に摂取した辰野金吾などの第1世代の時代であったが、その世代は文明の移入そのものが使命だった。それに続く野口孫市など第2世代の建築家たちは、明治後期という文明的成熟を迎えた時代の中で、それぞれに独自の輝きを放っていた。

その中で野口孫市は、「ものとしての建築」の移入ではなく、「空間の経験や意味としての建築」を豊かにデザインしようとしていた。これは、イタリア・ルネサンス期の考え方にも通じ、また後の時代のモダニズムへの胎動でもあったとも考えられる。

今回の展覧会では、ほぼ同時に設計と建設が進められていた中之島図書館と須磨別邸に焦点を当て、「野口孫市は何を考えながら設計しようとしていたのか?」という彼の建築術に迫ることを試みた。


この企画展示の詳細

開催期間 2016年10月26日 (水曜日) から 2016年11月30日 (水曜日)
開催時間 平日:午前 9:00 ~ 午後 8:00
土曜日:午前 9:00 ~ 午後 5:00
日曜・祝日はお休み
開催場所 中之島図書館 本館3階 記念室・多目的スペース2
入場料 無料
共催 大阪府立中之島図書館 / 株式会社日建設計 / 指定管理者 株式会社アスウェル
協力 住友史料館 / 公益財団法人 泉屋博古館
野口孫市の建築術展・パンフレットtrim-s