イベント情報EVENT
2023.03.11(土)
セミナー・フォーラム
【満席につき受付終了】本屋サミット2023 in 大阪府立中之島図書館
モデレーター:北田博充氏(梅田 蔦屋書店)
「これからの本屋」の未来と可能性について考える
<本屋サミット>開幕!
近年、活字離れが叫ばれて久しい中、それでも私たちは毎日の生活の中で「本」を手放せないでいます。電子書籍やネット通販は便利で魅力的ではありますが、やはり実店舗で手に取って本を選びたい。そんな方も多いのではないでしょうか。
私たちと「本」をつないでくれている本屋さん。
その現状と未来について考えるため、モデレーターに梅田 蔦屋書店の北田博充氏をお迎えし、本屋の“リアル”をトークセッション形式で掘り下げていただきます。「これからの本屋」には、どのような可能性があり、どんな未来が待っているのでしょうか。
本が大好きなみなさんと一緒に考える<本屋サミット>開幕です。
* * * * * トークテーマ & タイムテーブル * * * * *
◎モデレーター:北田博充氏(梅田 蔦屋書店)
13:00~14:00 地域に根差した文化拠点としての「本屋」
ゲスト:大垣守可氏(大垣書店 堀川新文化ビルヂング)
京都の堀川中立売にある「堀川新文化ビルヂング」は本屋、カフェバー、印刷工房、ギャラリーが一体となったお店で、『日常の延長線上に「文化のプラットフォーム」を』をテーマに、地域と文化・芸術の振興の拠点となる施設を目指しています。「地域に根差した文化拠点」という観点から、これまでのお仕事とこれからの展望についてお話を伺います。
14:15~15:15 人、まち、もの「と、ほん」をつなぐ本屋の役割
ゲスト:砂川昌広氏(とほん)
奈良県大和郡山市 柳町商店街にある「とほん」。商店街組合の活動に参加し、金魚養殖が盛んな土地柄に合わせ店内で金魚を飼うなど、地域性を尊重する約8坪の本屋です。またSNSでより広く発信を続け、昨年からは奈良県天理市のコンビニで、書籍コーナーの選書を担当する試みも始まりました。2014年の開業以降、どんなことに関わり、本屋の役割をどう感じて営んでいるのか、今後の展望も交えてお聞きします。
15:30~16:30 本屋の外側から「本屋」を考える ~ページ薬局の挑戦~
ゲスト:瀬迫貴士氏(ページ薬局)
2020年6月、大阪府豊中市の蛍池に本の販売を行う調剤薬局「ページ薬局」がオープンしました。「普段本屋に行かない人に偶然の出合いを提供する」ことをコンセプトに、薬局で患者さんと本との出合いを創っています。書店以外の業界でキャリアを積まれてきた方に、「書店業界の外側」の視点から、本屋の魅力や可能性についてお話しいただきます。
16:30~17:00 まとめ&質疑応答 *みなさんのご意見もお聞かせ下さい。
◆◇◆ 関連資料展示も同時開催! ◆◇◆
本講座に関連した資料を集めて展示しております。
期間:2月14日(火)~3月11日(土)
場所:大阪府立中之島図書館 2階中央ホール

本屋サミット2023 in 大阪府立中之島図書館
【満席につき受付終了いたしました】
モデレーター|北田博充氏(梅田 蔦屋書店)
ゲスト|大垣守可氏(大垣書店 堀川新文化ビルヂング)
砂川昌広氏(とほん)
瀬迫貴士氏(ページ薬局)
日時|3月11日(土) 13:00 ~ 17:00(12:30開場)
会場|大阪府立中之島図書館 別館 2階 多目的スペース3 *下図参照
受講料|500円
定員|60名(事前申込制、先着順)
共催|大阪府立中之島図書館/指定管理者 ShoPro・長谷工・TRC共同事業体
*この講座は大阪府立中之島図書館と指定管理者 ShoPro・長谷工・TRC共同事業体との共同企画によるものです。
◎モデレーター
北田博充氏(梅田 蔦屋書店)
大学卒業後、出版取次会社に入社し、2013年に本・雑貨・カフェの複合店「マルノウチリーディングスタイル」を立ち上げ、その後リーディングスタイル各店で店長を務める。2016年にひとり出版社「書肆汽水域」を立ち上げる。同年、カルチュア・コンビニエンス・クラブ㈱入社。現在、梅田 蔦屋書店で店長を務める傍ら、出版社としての活動を続けている。著書に『これからの本屋』(書肆汽水域)、共編著書に『まだまだ知らない 夢の本屋ガイド』(朝日出版社)、『本屋の仕事をつくる』(世界思想社)がある。
◎ゲスト
大垣守可氏(大垣書店 堀川新文化ビルヂング)
大学卒業後、東京の出版社で雑誌編集などの仕事に携わり、株式会社大垣書店に転職。主な業務内容は様々な企画立案、運営。2021年に書店、カフェ、印刷工房、ギャラリー、レンタルオフィスが一つになった「堀川新文化ビルヂング」を立ち上げる。
砂川昌広氏(とほん)
大阪の新刊書店に長く勤めた後、勤務先の閉店を機に2014年「とほん」を開業。店名の由来は「大和郡山とほん」「人とほん」「町とほん」など、色々なものごとに「と、ほん」と繋がっていけたら、との思いから。書店業の傍ら、書評の執筆や、リトルプレス『ブックレットホン』の刊行などライターとしての顔も持つ。
瀬迫貴士氏(ページ薬局)
薬剤師、二代目経営者。毎週どこかの本屋に足を運ぶこと7年以上。2019年の「1ヶ月100冊読書」をきっかけに、書店員経験がない中、調剤薬局経営メインの薬局×本屋「ページ薬局」を2020年オープン。リアル書店ならではの価値を伝えたいと日々奮闘している。