中之島図書館 NAKANOSHIMA LIBRARY

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2022.02.26(土)

セミナー・フォーラム

ナカノシマ大学 2月講座 「地方発」報道の可能性

松本 創(ライター)

松本創・著『地方メディアの逆襲』
(ちくま新書)刊行記念講演

マスメディア不信が高まる中、地方メディアが注目を集めている。独自の調査報道や気骨あるドキュメンタリーで権力と社会を問う地方紙・地方テレビ局。東京に集中する大手メディアには見過ごされがちな、それぞれの問題を丹念に取材する彼らは、どのような視点と信念を持ってニュースを追いかけるのか──。

『誰が「橋下徹」をつくったか』(140B、2015年)で在阪メディアと権力の関係を検証した松本創氏が、全国的に話題や議論を呼んだ秋田、沖縄、大阪、香川、京都、愛知の報道現場を訪ね歩いた新刊『地方メディアの逆襲』(ちくま新書、 2021 年)について語る。

スクープの経緯と舞台裏、社内での議論や葛藤、記者たちの言葉と歩みをリアルに描いた本書は、メディアのあり方をあらためて考えるきっかけとなるだろう。

ナカノシマ大学 2月講座 「地方発」報道の可能性
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ナカノシマ大学 2月講座 「地方発」報道の可能性

講師|松本 創(ライター)

日時|2022年2月26日(土) 10:00 ~ 11:30(開場9:30)

会場|大阪府立中之島図書館3階 多目的スペース2

受講料|2,000円 定員|50名

主催|大阪府立中之島図書館(指定管理者:ShoPro・長谷工・TRC 共同事業体)

企画協力|ナカノシマ大学事務局(株式会社140B)

松本 創(まつもと はじむ)

1970年、大阪府生まれ。神戸新聞記者を経て、現在はフリーランスのライター。関西を拠点に、政治・行政、都市や文化などをテーマに取材し、人物ルポやインタビュー、コラムなどを執筆している。著書に「第41回講談社本田靖春ノンフィクション賞」を受賞した『軌道 福知山線脱線事故 JR西日本を変えた闘い』(東洋経済新報社、のちに新潮文庫)をはじめ、『誰が「橋下徹」をつくったか――大阪都構想とメディアの迷走』(140B、2016年度日本ジャーナリスト会議賞受賞)、『日本人のひたむきな生き方』(講談社)、『ふたつの震災――[1・17]の神戸から[3・11]の東北へ』(西岡研介との共著、講談社)などがある。

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