中之島図書館 NAKANOSHIMA LIBRARY

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2022.01.22(土)

セミナー・フォーラム

ナカノシマ大学 1月講座 大阪中之島美術館という素敵な沼へようこそ

菅谷 富夫(大阪中之島美術館館長)

ついにお目見えのスーパー美術館!
2.2の開館直前に超多忙な館長が登壇します

「待ちに待った」という表現が一番似合うのが、来る2022年2月2日(水)に田蓑橋たもとの中之島4丁目(大阪大学医学部跡地)に開館する、大阪中之島美術館です。

実は大阪市制100周年記念事業基本構想の一つとして「近代美術館の建設」が謳われたのは、バブル前夜の昭和58年(1983)でした。平成2年(1990)には「近代美術館建設準備室」が立ち上がりましたが、そこからが様々な事情が重なって長い長い道のりとなり、大阪のみならず全国のアートファンはやきもきしておりました。

しかし、この度完成した「黒い直方体」の大阪中之島美術館は「30年以上待っただけの甲斐があった」と言いたくなるほど「長く時間を過ごしたくなる」「似たような空間はどこにもない」建物であるのはもちろん、所蔵コレクションが素晴らしいのひと言。



大阪出身の天才画家・佐伯祐三を始め、小出楢重、福田平八郎、小磯良平、上村松園、北野恒富、島成園、岸田劉生、吉原治良、森村泰昌などの国内の作家はもとより、4月に特別展が開催されるモディリアーニやダリ、キスリングなど海外の名作も目白押しです。



「開館までのエピソード」「空間の楽しみ」そして「垂涎のコレクション」の3つの視点で、あたらしい「大阪中之島美術館」の魅力をたっぷりとご紹介します。

ナカノシマ大学 1月講座 大阪中之島美術館という素敵な沼へようこそ
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ナカノシマ大学 1月講座 大阪中之島美術館という素敵な沼へようこそ

講師|菅谷 富夫(大阪中之島美術館館長) 聞き手|関 真弓(放送作家)

日時|2022年1月22日(土) 10:00 ~ 11:30(開場9:30)

会場|大阪府立中之島図書館3階 多目的スペース2

受講料|2,000円 定員|50名

主催|大阪府立中之島図書館(指定管理者:ShoPro・長谷工・TRC 共同事業体)

企画協力|ナカノシマ大学事務局(株式会社140B)

菅谷 富夫(すがや とみお)

1958年千葉県生まれ。財団法人滋賀県陶芸の森学芸員、大阪市立近代美術館建設準備室学芸員を経て2017年より大阪中之島美術館準備室長。2019年より現職。近代デザイン、写真、現代美術分野を担当し、批評・評論活動も多数行いつつ、新しい美術館整備を統括。担当した主な展覧会は「美術都市・大阪の発見」展(1997年)、「早川良雄の時代」展(2002年)など。共著に、『デザイン史を学ぶクリティカルワーズ』(2006年)など。

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