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2021.11.27(土)
セミナー・フォーラム
ナカノシマ大学2021年11月講座「「大阪ほんま本大賞」作家 蓮見恭子が語る『たこ焼きの岸本』の舞台〜住吉大社界隈の魔力」
蓮見 恭子(作家)
チンチン電車が走る小説の舞台について
「すみよし愛」あふれる作家が語る
意外な大阪の魅力を再発見
『たこ焼きの岸本』(ハルキ文庫)で2000年の「大阪ほんま本大賞」を受賞した蓮見恭子さんが、ナカノシマ大学に初登場します。
住吉大社の近くでたこ焼き屋を営む主人公・岸本十喜子の、リアルでおもろくてちょっと哀しい(お腹もすく)物語が読者をつかみ、2020年3月の第1作から8か月後には第2作が、この5月には第3作が発売され、絶好調です。
高校時代はマジメで地味だった十喜子が、イケメンで外面はよいが何をやっても長続きしない夫と結婚してやがて死に別れ、独りで暮らしていたら10年間行方不明だった息子が孫を連れて突然現れ、しかもその妻はなんと悪役女子プロレスラー!? いきなり増えた家族と地元商店街の濃い人たちとの中で揉まれて成長するストーリーは、この先どんな展開を見せるか……
講座では、作者自身にとってもホームグラウンドである名所「住吉大社」と周辺の商店街の知られざる魅力をたっぷりと語ります(作品も販売)。そのあと現地にきっと行きたくなる!

「大阪ほんま本大賞」作家 蓮見恭子が語る『たこ焼きの岸本』の舞台〜住吉大社界隈の魔力
講師|蓮見 恭子(作家)
日時|11月27日(土) 10:00 ~ 11:30(開場9:30)
会場|大阪府立中之島図書館3階 多目的スペース2
受講料|2,000円 定員|50名
主催|大阪府立中之島図書館(指定管理者:ShoPro・長谷工・TRC 共同事業体)
企画協力|ナカノシマ大学事務局(株式会社140B)
蓮見 恭子(はすみ きょうこ)
堺市出身。大阪芸術大学卒業。2000年頃から小説を書き始め、2010年『女騎手』(角川文庫)で第30回横溝正史ミステリ大賞の優秀賞を受賞。国際犯罪捜査官を描いた「蛭川タニア」シリーズ(同)や女子駅伝選手を描いた『襷を、君に』『輝け! 浪華女子大駅伝部』(以上、光文社文庫)、旧堺市街の古道具店を舞台にした『シマイチ古道具商』(新潮文庫nex)、『バンチョ高校クイズ研』(集英社文庫)など力作多数。11月にポプラ社より新刊刊行予定。