イベント情報EVENT
2024.12.19(木)
セミナー・フォーラム
ナカノシマ大学 2024年 12月講座
岩野裕一(編集者・音楽ジャーナリスト/実業之日本社代表取締役社長)
大阪にオーケストラを!
江戸っ子・朝比奈隆の冒険
威厳と謙虚さを兼ね備えた人柄で、
「親分」「おっさん」と親しまれた大指揮者
講 師:岩野裕一(編集者・音楽ジャーナリスト/実業之日本社代表取締役社長)
開催日 |2024年12月19日(木)
会 場 |大阪府立中之島図書館 3階 多目的スペース2
時 間 |18:00 ~ 19:40(受付18:30から)
受講料 |2,500円(小学生以下1,500円)
定 員 |100名
申込み |公式サイトからのみ
https://nakanoshima-daigaku.net/seminar/article/p20241128
主 催 |大阪府立中之島図書館指定管理者ShoPro・長谷工・TRC共同事業体
企画協力|ナカノシマ大学事務局(株式会社140B)
威厳と謙虚さを兼ね備えた人柄で、 「親分」「おっさん」と親しまれた大指揮者
カラヤンもバーンスタインも歴史に残る指揮者ですが、亡くなる93歳まで大阪フィルハーモニー交響楽団の音楽総監督・常任指揮者を務めた朝比奈隆(1908〜2001)は、彼らとは違った意味で偉大な指揮者です。その心は「新しい土地(大阪)でオーケストラを立ち上げ、半世紀以上(現在も)継続し、楽団員が音楽で生活できるようにマネジメントした」こと。
指揮台に立つと「みんな本気で音を出す」というカリスマでしたが、楽団の経営者としても並ぶ者のない偉業を成し遂げた東京人は、なぜ大阪を「生涯のホームグラウンド」にしたか。
講師は、人間味あふれる大指揮者の晩年を精力的に取材し、朝比奈隆に関するいくつかの著書もある、編集者で音楽ジャーナリストの岩野裕一さん。巨匠の意外なエピソードもお聞き逃しなく。
岩野裕一(編集者・音楽ジャーナリスト/実業之日本社代表取締役社長)
いわの・ゆういち
1964年東京生まれ。編集者・音楽ジャーナリスト。株式会社実業之日本社代表取締役社長。著書に、朝比奈の満洲時代を掘り起こした『王道楽土の交響楽 満洲―知られざる音楽史』(音楽之友社/第10回出光音楽賞受賞)、『朝比奈隆 すべては交響楽のために』(春秋社)などがある。自らファゴットも吹く。