イベント情報EVENT
2023.04.15(土)〜09.16(土)
セミナー・フォーラム
2023年 前期 古文書塾てらこや
切坂 美子
2023年前期 古文書修復 の いろは
初回開講日|4月15日(土)13:30~15:30
4月15日、5月20日、6月17日、7月15日、8月19日、9月16日
講 師 |切坂 美子
主催|大阪府立中之島図書館(指定管理者:ShoPro・長谷工・TRC 共同事業体)

2023年 前期 古文書塾 てらこや【古文書修復のいろは】
日 時|4月15日、5月20日、6月17日、7月15日、8月19日、9月16日
(土)13:30~15:30
講 師|切坂 美子
場 所|大阪府立中之島図書館 別館 多目的スペース3
定 員|20名(要予約・先着順)
受講料|各回 3,360円(税込)
持ち物|平筆(8号程度)、ハンドタオル
〈申込み方法〉
お電話・Mailにて承ります。TEL 06-6203-0474(図書館代表)、
MAIL:eventyoyaku@nakanoshima-library.jp
「申込み講座名、「修 復」 氏名、電話番号をお知らせください。」
●講座中もマスクの着用をお願いします。
●ふた付の水筒・ペットボトルのみお持ち込みいただけます。
●体調がすぐれない場合は参加をご遠慮ください。
修復前 修復後
江戸時代から明治初期には「四つ目綴じ」と呼ぶ和本が多く作られました。
150年以上も昔の本であり、図書館などで貴重書となっていることも少なくありません。
その一方で、現在でも古書店や古本市で見かけます。
多くの本には、長い年月の間に生じた虫食いや、綴じ糸切れ、ほこり、折れなどがあ
ります。この講座では、「四つ目綴じ」の和本について、和紙を使った虫食いの補修や、
綴じ糸切れの直しなどの実習を行い、基礎的な修復ができるようになることをめざしま
す。また、材料や保存について、現代の本(洋装本)との比較、和紙と洋紙の違いなど
の話も交え、修復についての知識を深めます。
講座では、江戸時代の寺子屋の教科書『庭訓往来』、和算の『塵劫記』、百科事典の
『和漢三才図会』をはじめ、修復を終えた様々な当時の本を実際に手に取っていただき、
和本の魅力とこの時代への関心が広がることもめざしています。
切坂 美子
高等学校教諭(地歴)を経て修復の道へ。
吉備国際大学大学院文化財保存修復学研究科(文書・書籍)修士。
元東京都立中央図書館資料修復専門員。IPMコーディーネータ資格。
共著『水濡れから図書館資料を救おう!』